素材:鹿角、黒檀
久々に投稿した前回の「嚇猫」
更新した後に実際に表示される文章や
レイアウト崩れのチェックをしつつ読み進めていて
ふと目に入ったのが
「嚇猫」の前に投稿した「鈴猫」のタイムスタンプ
2018年5月17日木曜日
何?
三ヶ月近くブログの更新滞っていた訳?
いやもうね
人類の総人口の半分を死に至らしめた
ジオン公国と連邦の人々の気持ちと一緒ですよ
正に
その行為に恐怖した
おあとがよろし・・
いやガンダムネタとか(汗)
そんな事より「郎猫」ですね
前回投稿した威嚇して「シャーッ」と鳴いておられた「嚇猫」様と
今回投稿します呆けて「ナー」と朗らかに鳴いている「朗猫」様
この二態は同時進行で彫り進めておりまして
実は対になる猫磨大師様だったりする訳です・・・
と言う事で彫りますよ!
鹿角です
彫り終わりざっくり#240のペーパーかけた後ヤシャ液に投入
酢酸鉄液でがりっと墨入れした直後の画像です
ここから#340#600と空研ぎ紙の番手上げつつ
磨いては煮染めするを繰り返す
一歩進んで二歩下がる的な進行になって行きます
ぺろっと色塗ってお終いではないので結構大変なのです
六面図
ここでちょっと磨きから仕上げのお話
至水はペーパー掛け#1000までとかやりません
昔は#10000とか#20000の研磨フィルムを使ってた事もありましたが
「ピッカピカになりすぎ」
「見た目プラスチックみたい」
と
悪い印象になるそうな・・・
結局今は
#600の空研ぎ紙かけた後#1000の砥粒ペーストを指に乗せてコスコス
↓
砥粉でコスコス
↓
ロビンソンブラシでコスコス
↓
イボタ蝋手袋履いてコスコス
って感じです
全くトラディショナルな方法ではないし
こんなマネしちゃダメよとお勧めは出来ませんけども
「下からの煽り画像は大体カッコ良く見える法則」
に則り煽りますよ
呆けて「ナー」です
ん?デジャヴ・・・
呆けてるなー
と
彫っている時は思っていたのです
しかし画像見ながら何か拭いきれない違和感が・・・
わかりました
目が笑っていない
ナー
(涙)
紐通すとこう
ね?
舌の根も乾かぬうちに底面紐穴どーん
紐の結び玉スポッとまるっと収まる仕様です
サイズはこんな感じ
猫磨大師シリーズの中ではやや小ぶり
実は紐穴の上部に位置する尾と背中の間を透かしてありまして
尾をブリッジにして上方に紐を流せば提げとしても使えるの
色んな角度からどぞ
やはり目が笑っていないぞ朗らか猫なのにな
ナー
(涙)
「ナー」
根付「猫磨大師其ノ七 - 朗猫 -」完成です
シリーズもので
しかも複数同時に製作進行させていると
何かしら単発裏テーマとか括りとか設定してしまうもので
いや設定したがりなので至水が(苦笑)
で
今回の二態は「鳴き猫」繋がりなのです
「シャーッ」と「ナー」
緊張 と 緩和
と言う対になる猫磨大師二態として製作したのでした
さて次はですね
お、お前もう何磨大師でもいいのかよ・・・
と猫磨大師シリーズをザワつかせたお二方を連作です
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