素材 :胡桃、鹿角、黒檀
さて
提げ「禍」で初登場した素材の胡桃
実はこれAmazonで購入したものなのですね
(何でも売ってんなAmazonっ ありがたいよ)
胡桃で何か彫ろうと思い立ち
和胡桃=鬼胡桃が欲しかったので
Amazonで色々と「鬼胡桃」で検索していたところ
和グルミ(殻付き・700g)
というのを発見
で販売ページを見に行くと
どうやら一般社団法人 和グルミプロジェクトのマーケットプレイス商品で
・じぇじぇじぇ!「あまちゃん」でおなじみになった
北三陸の郷土料理「まめぶ汁」。
このまめぶ汁に使われる必須の食材が和グルミです。
・収益はすべて被災地支援の活動費にあてられます。
・被災地三陸の復興を願う和グルミプロジェクト。
2014年秋に収穫した天然の和グルミ(オニグルミ)の殻付きです。
被災した地域の方々の手によってひとつひとつ拾い集めていただき
洗って乾燥してもらいました。
等と書かれています
どうせ買うなら多少なりとも復興支援になればと思い
こちらから購入しました
そんな謂れのある胡桃です
そうだ胡桃達磨を彫ろうと思い付きました
達磨の目は大願成就の祈りを込めて
先ず片目を描き入れますよね
で願いが叶った暁にはもう片方の目を入れ祝う
この根付「祈願」の胡桃達磨も
右目をしっかり瞑っています
震災被災地が復興を遂げたその時
必ずや右目を開けてくれるはず・・・
そんな祈願を込めた根付を彫りますよ!
あまり震災や復興というのは絡めない方が良いんじゃない?
と友人から助言されたのですが
そもそも根付には何かしらの隠喩を忍ばせたり
思いや願いを込めたり
そういうもんです!
2011年3月11日以降
ホントに何も出来ない自分が情けなく
ブログ経由で初めて被災地の方から根付の御注文を頂いた際
こんな自分に出来る事は
やっぱり根付を彫る事でしかないんだと再確認した事を思い出し
この胡桃の出自を知ってしまった以上
彫らずにはいられなかったのです
700gの鬼胡桃はまだ沢山残ってますんで
胡桃の何か
まだまだ彫ります♪
0 件のコメント:
コメントを投稿