2016/07/23

ワンダーフェスティバル2016[夏]参戦!




唐突っ(汗)

唐突ですが今週末の24日(日曜日)
幕張メッセを会場に繰り広げられる
真夏のガレージキットの祭典
ワンダーフェスティバル2016[夏]にディーラー参加致します

ワンフェスについてはコチラ ↓ 参照ください
http://wf.kaiyodo.net/

今回で三度目の参戦なわけですが
相変わらず会期前日までジタバタしておりまして

なんとか三点ほど出品したいと思いつつも
ワンフェス用の量産根付など用意する余裕もなく
結局フルサイズの型彫り根付を一点のみ持って行くという・・・(涙)

ほぼほぼ一緒にディーラー参加する友人のお手伝いと化す予感漂っておりますが
まぁ至水の顔でも見に行ってやるかという奇特な方が居られましたら
是非是非会場まで遊びに来てやってくださいませ

卓番 
5-26-1
ディーラー名
「NorthStar/DeadPool」
でございます
 
それで、一体何を持って行くのかと?
では昨日完成したてほやほやのアイツを御覧あれ

根付「かまわぬ」

至水が初めてワンフェス参戦した際に販売した樹脂製量産根付が輪入道
至水のワンフェスと言えば輪入道
という訳ではないのだけれど輪入道

しかし今回は鹿角製

鎌鼬三兄弟三位一体の地獄風車の「かま」と
輪入道の「わ」と
つい出ちゃった「ぬ~」で
「かまわぬ」の判じ絵となっております

果たしてこの意匠にどのようなストーリーが用意されているのか?
至水ブログ「悪魔ノ天秤」で近々公開致します
更新をお待ちあれ!!!

尚、根付「かまわぬ」は
ワンフェス価格 340,000円 での販売となります

おそらくワンフェスな価格設定からは桁外れに高額な為
会場でのお買い上げは叶わないかもしれません。

その際はGallery花影抄内至水販売ページでの取り扱いとなりますが
消費税プラスαが加算された販売額となりますので
良き御縁がありましたら会場にてお買い上げ頂ける事切に願っております

それでは皆様
お待ちしております♪

 

2016/07/10

根付 其ノ捌拾

『面蒐』
素材 : 鹿角



ぬっぺっぽう奇譚

顔体手足五体全てが常に不定形で不安定な彷徨う肉塊
雑踏を歩いても誰一人からも気取られる事はありません

何モノでもなさ過ぎるが故に物体として捉えられず
人間は彼の存在を認識把握出来ないのです

誰も自分に気付いてくれない

誰かと会話を楽しむ事も叶いません

ぬっぺっぽうにとって人間は
表情豊かに生を謳歌する羨むべき存在でした 

人間に似せようと笑ってみたり眉を顰めてみたり
幾らやっても表情を変える事が出来ません
  
そもそも顔が無いのですから

そうだ先ずは顔が欲しい

喜怒哀楽を手に入れたい
  
そんな思いから色々な表情の面を蒐める為
ぬっぺっぽうは今も彷徨い歩いているのだとか

・・・・・・・・・・
  
なんて悲しいお話を背負わせてしまいました
ごめんねぬっぺっぽう(涙)

でも幾ら面を装着しても君は気付かれない
だってそういうアヤカシなのだから

あぁ泣いちゃう

じゃぁ彫るね





六面図
鹿角のクラウンの部位を使用しています
ブヨブヨ肉塊感が気持ちイイんです♪





丁度クラウンの周縁部のヒダが指に見えたので
ぬっぺっぽうの左手として残しました

面打師の工房から面を頂戴し
ガラッと引き戸を開け外へ出て行くところです

不安定で不定形なぬっぺっぽうなので
下絵もなく彫り進めながら色々勢いで決まって行きます





女面の「姥」と「般若」に鬼神面の「長霊癋見」をゲットだぜ

人間には存在を認識されていないのですが
罪の意識からか頂戴した面は後ろ手に隠しちゃってます
だいじょぶ!誰も気付いていないよ!!!





色んな角度からドゾ





サイズはこんな
なんか至水の根付は最近大きめ・・・(汗)





根付紐の結び玉は
どっかり空いた紐穴に御納めください





ぬっぺっぽうはさびしんぼう
根付「面蒐」完成です



ブヨブヨの肉塊造形は至水の大好物♪
やっぱり妖怪は彫ってて楽しいよねー

次は

う 鱗モノですよ(汗)



2016/07/09

根付 其ノ漆拾玖

『招き猫又』
素材 : 黒檀、真鍮、黒水牛角



えーっと

確かコレ去年の末までには完成させるとか言ってたような・・・

気が・・・

ハイ

まぁイイでしょう


で、招き猫又です(汗)


稼業の運転資金を工面する為日々奔走している男
飼い猫の「たま」は歩くのも覚束なくなった老猫ですが
疲弊した主人の心を癒してくれる存在であり
互いに無くてはならない相棒なのでした

ある日男は悪徳高利貸しの甘い言葉に騙されて
多額の金子を貸し付けられてしまいます
勿論直ぐに払えなくなる事など先刻承知の高利貸し
端から男の稼業ごと丸っと剥ぎ取る算段です

ほどなくして全てを失った男は肺病を患い床に伏せてしまいます

医者に掛かる事も出来ず衰弱し薄れ行く意識の中
男が最後に見た光景は
歩くもままならない筈の老猫「たま」が
何所からか咥えて来た一両小判を
そっと主人の枕元に置く姿でした

数日後

街中の悪徳高貸しが次々と神隠しにあったり
残された大量の財産小判が何者かに持ち去られていたり
夜な夜な貧しい家の人の枕元に小判を置き去って行く義賊が現れたり

これ全て主人の無念を晴らす為
猫又に成った「たま」がやったってぇんじゃねぇのかい?
そんな噂が広がったり・・・


これが金を齎す猫として
所謂「招き猫」の由来になったとかならないとか
ならないから!

そんな招き猫又行ってみますよ



黒檀です
カキノキ科の黒檀ではなく所謂アフリカ黒檀(マメ科)です



六面図



悪徳高利貸シニ天誅ニャー!
顔洗いながら(笑)



見る角度で悪かったりブサかったりと表情が変わります



小判は真鍮製で
白目部分に象嵌した鏡面状に磨いた真鍮と質感を変える為
表面を粗してマットに仕上げています
ホントはサンドブラスター使って粗したいとこなのですが・・・



紐穴
巻いた二本の尾の中に結び玉を押し込めます



サイズはこんなデカイ(汗)
皆からデカイ言われた(汗汗)
うちの嫁からもデカイ言われた(汗汗汗)



色んな角度からボーナスショットのオマケです



義賊猫又悪を斬る!
根付「招き猫又」完成です

「普通に招き猫じゃダメなんですか!?」
そんな怒号が飛び交う中
(飛び交うの?)

敢えて言おう

至水の彫る猫は須らく猫又なのであると!

ホラ 至水は妖怪好きだからさぁ