素材:鹿角、黒檀
昨年夏のワンフェスで初投入した陶粘土製の根付
初めて手にした陶粘土の使い勝手の悪さの為
(いやいや素材のせいにしちゃいけません「不慣れ」な為ですね)
数点同時進行で製作していたもののなかで
実際会場に持って行けたのは二点のみでした(涙)
結局途中まで形を出せていたけども
未完のまま終わらせてしまったものの中に
今回の根付「猫磨大師」の雛型とも言える
「猫又達磨」があったのです
はいコチラ↓
しっかと払子を握りしめた猫面の達磨
背面にはその猫が猫又である証の二股の尾がニョロってます
「猫又×達磨」
なんて
以前より贔屓にしてくださっているお客様のツボを
ピンポイントに狙い打ちに行ったハイブリッドっぷり
あざとい!
あざといぞ至水!(涙)
そんな怒号飛び交うなか
「猫又×達磨」の意匠を死蔵させるのも勿体ないので
きっちり鹿角で彫ってしまおう!
という流れでございます
彫りますよ♪
六面図
鹿角です
一見思慮深げに見えるも
実はそんな深く考えていないんじゃ・・・でしょ?
そんなお顔に
(合掌)
特にモデルにしている猫種はなくてですね
「猫っぽい人面」な作りにしております
二股の尾を丸めた上下のループに紐穴を配置して
結び玉がスポッと収まります
角度付けて色々と
可愛い猫ちゃん♪
とかはちょっと彫れない至水なのですが
原因は「照れ」によるものだと重々自覚しておりまして
創作に於ける「照れ問題」というやつ
これ実は良くも悪くも作風の独占性を担保してしまう
すっごい影響力を持つ呪いの如き要因であると思っていて
どこかでまとめて書きたいなとか思っていますけども
「猫又」にしてしまえば猫の擬人化がすんなり出来るので
至水の彫る猫は須らく猫又になっております
(基本「猫又コスプレ百態」的なシリーズものです)
サイズはこんな感じ
怪僧感出てますでしょ?
根付「猫磨大師」完成です
至水のツイッタや facebook では
「ゲルショッカー的マッシュアップにより爆誕」
とか書いておりましたが
これは
「猫磨大師」を昭和ライダー史的視点で見立てたならば
「猫又 × 達磨(置物)」=「生物 × 人工物」
であれば
「デストロン」
なのですが
「猫又 × 達磨大師(人物)」=「生物 × 生物」
つまりは
「ゲルショッカー」
という公式が成り立つ訳なのです
しかし昨今「達磨大師」が歴史上の人物
偉人であるという観点から
「猫又 × 達磨大師(人物)」=「生物 × 歴史上の人物」
これは正に
「GOD悪人軍団」
なのではないのか!
という新説も出始めているとかいないとか・・・
まぁ達磨大師は悪人ではないでしょうから
現時点では異説で片付けられている訳ですが
・・・
えーっと
・・・・・
すいません
昭和ライダー世代の妄想話に「?」がいっぱいのそこのあなた
ググって!即ググってみて!!
あ、いやいいです、いいんです!!!(涙)
そんな事はどうでも良くて
この根付スタイルではあの陶粘土製「猫又達磨」の
丸っとした可愛げが無いじゃない!
そうお嘆きの皆様
実はちゃんと彫っているので御安心ください
御覧あれ
猫磨大師三態♪
続きます!
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