2012/10/24

『街なかアート彩』

『 街・なか・アート・彩 』
函館近郊のプロ、セミプロ、アマチュア
計19名の作家が参加する作品展が開催されます。
展示される作品は、絵画、イラスト、書、アクセサリー、革、楽器演奏、等々。


今回 私も出品のお誘いを頂き、根付と鹿角製アクセサリーで参加致します。

・入場料無料

・会期は二日間 
10月27日(土)10時〜16時 30分
10月28日(日)10時〜15時 30分

・会場は
北海道函館市神山町245
google mapでキーワード「函館市神山町(有)道建開発」で検索すると
築56年の新古民家がHITしますが・・・
そこが今回の会場です!

準備期間も短く、告知も不十分、集客は関係者の口コミ頼りの
超手作り感溢れる作品展です
何かのついでに寄れる場所では御座いませんが
函館近郊に住まわれる方、御興味を持たれた方
触ってなんぼの根付ですので
是非、私の根付をこねくり回しにいらして下さいませ!


作品展用に突貫作業で制作中のあれやこれや・・・
間に合うのか(汗)






2012/10/17

根付 其ノ弐拾参


『陰』
素材:鹿角、水牛角、ターコイズ
続きまして
「前鬼・義覚」の相方
「後鬼・義玄」で御座います


ザックザク彫り進めます


彫り・磨き終了
下顎の皮膚がRIPしてます
何故?
単なる私の趣味です!


ターコイズ&水牛角で眼を象嵌します
今回は象嵌パーツを無くす事もなく安堵
こんな小っさいパーツ
飛ばしちゃったら二度と見つかりませんから(涙)


染め・象嵌終了
六面図
今回は藍染です
良い塩梅に顔色悪くなってくれました


蒼い肌 蒼い瞳


裏面、紐通しのブリッジ部分が 
後鬼が常に携行している
「理水で満たされた水瓶」になっております



サイズはこのくらいで


面根付 『陰』 完成で御座います


「前鬼・後鬼」はとても面白楽しい題材でした
「陽陰」「阿吽」「赤青」「男女」「太細」 等
色々な意味で対になる存在ですので
ペアで並ぶ事を意識しながら製作致しました


早々と御購入されて行きましたが
こんな好き勝手な「俺デザイン」を御理解頂けるのは
嬉しい限りで御座います
これからも、私の脳内に巣食う異形の輩達を
根付化し続けて行く事になると思いますが
お付き合いの程宜しくお願い致しますです


ちなみに
こう見えてこの二人夫婦なのです



根付 其ノ弐拾弐


『陽』
素材:鹿角、水牛角、赤瑪瑙

以前 Gallery 様より
面根付なんてどうでしょう?と薦められておりまして
顔を彫るのは楽しいしこれは嬉しい話だと思っていたのですが
直ぐには良い題材が思いつかず・・・
しかも面根付って人気無いって聞くじゃないですかぁ
で、ちょっと放置してた訳なのです

が、見つけちゃいました!
恐ろしく魅力的な題材
それは・・・

『 式神 前鬼&後鬼 』


かつては修験道の開祖である役小角が従えていた一対の鬼

「義覚と義玄」

陰陽道の大家 陰陽師 安倍晴明により

屈強な式神「前鬼&後鬼」として使役される
「セーマン」を記された式札が額に癒着した式神のイメージ

で、ペアの根付!


こ、これはイカン
もー、彫りてぇよぉ~(震)

という事で先ずは 「前鬼・義覚」 彫ります


ザクザク彫り進めます!
うひひひひひ 楽すぃぃぃっ!


彫り、磨き終了
ビシッとセーマン入ってます


染め&象嵌完了
六面図


眼には赤瑪瑙と水牛角
どっしり座った獅子鼻はバカボンパパ リスペクツな証



裏面、紐通しのブリッジ部分が 

前鬼のメインウェポンである鉞(マサカリ)に!



サイズはこんな感じ


で、面根付 『陽』 の完成で御座います


この面根付、個人的には「つら根付」と解釈しておりまして
私は面打師では無いですし、出来上がった根付は面の縮小版でも無く
「めん根付」なぞ胸を張って言えぬのです!

故に「つらねつけ」

異形の輩達のイイ「つら」が彫りたい・・・

さぁ次は「後鬼」だよ!