素材:鹿角、黒水牛角
一昨年より続くコロナ禍は
沢山の展示即売イベントを中止に追い込み続けました
昨年参加を予定していた2021年9月のワンダーフェスティバルも
新型コロナウィルス感染拡大状況に鑑み
2020年秋、2021年冬に続き三度目の開催中止となってしまい …
出展販売を予定していた根付「尼彦入道」は
此度のコロナ禍において期せずして脚光を浴び
またもや厄災封じのアイコンと化してしまったアマビヱの元へ
マルチバースより集いしアマビコヴァリアント達 …
そんな、スパイダーバースオマージュなコンセプトで
日本各地に見られる様々なアマビコの亜種(ヴァリアント)を
連作で製作しようと試みた根付「Amabie-Verse」シリーズの第一弾です
尼彦入道といえば
明治9年に長野新聞で報じられた際の画図が有名ですが
鶴のような細い9本脚
羽状の鱗片に覆われた鳥類を想わせる躰
そして至水の大好物な入道面 …
この様に
左後方から見たカットし描かれておりません
という事は?
正面は勿論、画図から確認出来ないディテールは全て
我々立体製作者の創造にお任せな訳です
そしていつもの自制が利かない至水の妄想は自動書記的に
スケイルアーマーの如きドテラを羽織った尼彦入道を彫り始め …
六面図
元絵の角度から見るとこんなハーピーモンスター
でもドテラなの
スケイルドテラ ♪
固いヤツ
銘は紐穴のなかに
根付紐の結び玉はすっぽり呑み込まれるいつもの仕様です
おっさん面(ヅラ)イイよね
入道面大好きよ
彫ってて一番楽しいツラ ♪
今回からその作品用の根付袋を縫製し納める事に
こんな仕上り
サイズ的にはこんな感じ
根付のサイズ感というか大きさ問題
自分の体表から突出する固い物体の許容出来る大きさと考えていて
重要なのは「厚み」だなと思う今日この頃
20㎜ ~ 30㎜
35㎜ がリミットか …
(個人の感想です)
Amabie-Verse 第一弾
根付「尼彦入道」完成です
新たなヴィラン「O」の発現がトリガーとなり
日向の地より時空を超え Japan-616 のアマビヱの元へ
尼彦入道が降臨する …
「よく耐えた あとは任せな」
とかカッケーなオイ 入道なのに♡
さて「Amabie-Verse」シリーズの連作 …
続くのか?
続く筈(涙)
あ、あと忘れてた
ハッピーニューイヤ!!!
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