素材 : 鹿角、黒檀
ぬーん・・・
いや一週間くらい彫り進めていたのです
それがですよ
象牙扱う人であれば御存知であろう
冬の象牙あるあるに見舞われましてですね
まぁ私の象牙の管理が悪いという話なのですが
とりあえずそちらは一時保留で現実逃避
いやいや
その一週間を取り返すべくですよ!
鹿角でコチラを彫り始めた訳であります
この鳥山石燕アレンジな分福茶釜を
至水アレンジで根付化したらばですね
茂林寺の和尚に湯を沸かすよう命じられた新入り小坊主
触れては成らぬと念押しされていたにもかかわらず
守鶴の茶釜で湯を沸かそうとしてしまったその刹那
茶釜から毛が生え手が生え足が生え
底から尻尾が飛び出すや
蓋がむくむくと形を変え小坊主を睨みつけ一喝
「テメェ・・・俺を火にかけるなって言われてんだろヴォケが」
と逆さの狸顔にメンチ切られてビビる小坊主
なんてのが思いついちゃったので彫りますよ
① 狸ヘッドパーツに紐を通し
②③④ 結び玉ごと茶釜ボディにINできる
そんな仕様なのです
いやほんと鹿角はタフで良い(涙)
象牙で打ち砕かれた至水の心を癒してくれた(涙)
そんな作になりました
象牙の狛犬はまた改めて再開致しますが
今日からは本格的に
年末のアートフェアに投入する作品
堕天され糞王と成り下がった豊穣神
蝿の王
「BEELZEBUB」
の仕上げ追い込みでございます
その辺の告知も後日させて頂きますです
お楽しみに♪
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