素材 : 鹿角、黒水牛角
「達魔に生った達磨」
願いが成就せず片目しか描き込まれないまま打ち捨てられたダルマ
負の念に塗れた依り代が付喪神と生るには
永い時は必要ではなかったようです
ほどなくして付喪神として目覚めた達魔ですが
目を描き込まれなかった右半面は張子のままである事に気付きます
右目が無いと塩梅がよろしくないもんで
軽く怨言を吐きつつも握っていた払子に墨を滴らせ
自ら右目を描き込む事にしたのです
そんなお話を緒締にしちゃいます
先ずは染めの過程を連続写真でドゾ
丸っと真っ黒に染め
↓
紅く染めたい部位の黒染めを研磨して落とします
↓
インド茜で煮染めます
↓
肌の部位の黒染めを研磨して落とします
↓
ヤシャで煮染めます(一分くらいで引き揚げます)
↓
#1000の砥粒を指にちょんと付け擦り
白目、鼻先のハイライト
肌の豊隆を強調する為のグラデーションつけます
六面図
背中紅くてツルツル~♪
定期的に「紅く染めたくなる衝動」に襲われるもので・・・
こんな感じで紐通ります
勿論提げとしてもお使い頂けますよ♪
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