『石上十年ノ行』
素材:鹿角、真鍮
10月末に開催された作品展
縁あって主催の方から出品のお誘いを頂き
根付と鹿角装身具で参加する事になりました
しかし手持ちの根付はタグアナッツ製の初期作品ばかり
せっかくなので売物クオリティ根付を新作で追加と思い
急ぎ意匠を考える事にします
しかし開催日まで2週間を切ってます(汗)
更に悪い癖で
「根付はこの様に使用するのですよ」と解るように
根付+緒締+提物
の三点で意匠を揃え製作しよう
などと自らの首を絞める行為を発動!
で、頭に浮かんだのが達磨モチーフの三つ揃え
「石上十年ノ行」に挑む修行僧の形態推移、至る千年後・・・
はい即決ですっ!
(時間も無いからーっ!!!)
そして濃密な2週間に突入するのでありました・・・
鹿角の根元、冠部分をザクザクいきます
彫り、磨き完了!
今回象嵌する眼の素材には真鍮をチョイス
「石上十年ノ行」を完遂した刹那の眼光
ぎらり
真鍮は緑青吹いちゃうかなと思い敬遠していたのですが
石とは違った「ぎらり感」がイイですねぇ
気に入ってしまいました
六面図
払子がなびいてます
サイズはこのくらい
小ぶりです
石上十年の行完遂の刹那
ぎらりと帯びた眼光の先に悟りの境地を見る・・・
的な
先ずは「石上十年ノ行」の完成です!
最高のテンションのまま
次は緒締 「石上百年ノ行」 に GO !!
不眠によるナチュラルハイと思われます・・・
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