2015/06/29

Small articles : No.023

提げ 『送狼』
素材 : 象牙、真鍮、黒檀

完全なる昇華を迎えるべく 
製作を決定したアイツ 

でかい目玉のネズミっぽいアイツ

暁斎百鬼画談には勿論研究書等にも
決定的な
「コレはアノ妖怪ダ!」 
という記述を見つけられず 

困った時の
オオカミと記されているだけ 
モノノケとしての獣「狼」もあるでしょうけど・・・

ここでハッと思い出した

送狼!

竜斎閑人正澄画『狂歌百物語』中の送狼 

いいねいいね♪
もう送狼にしか見えなくなってきたよ 

何せ初めはネズミ絡みの何者かかと思っていたのだから 
最高の解ですよ 

もーチミは送狼に決定! 

という事で送狼彫るよ♪


ぬらりひょん、幽谷響に合わせて象牙使ってます 
画像は一度ヤシャで染めた状態 


四面図 


小っさいよ 


幽谷響同様 
細長い手足は提げとして使用した際に 
破損のリスクが高くなるので 
キュッと纏めちゃってます 


暁斎百鬼画談では顔の左側面しか確認出来ません 
反対側の目は勝手に普通サイズにアレンジしちゃいます 
こーいうのが凄い楽しーの♪ 


提げるとこんな感じ 


もー私には送狼にしか見えないの 
提げ「送狼」完成です 

せっかく暁斎百鬼画談のぬらりひょんの場面 
三体を全て立体化したのに 
ぬらりひょんと幽谷響を先にGalleryに発送してしまって 
三体並んだ画像が無いという大失態(泣) 

それでもしっかり 
至水の行き場の無い怒りは昇華されました♪ 
楽しかったです 
ありがとうございました!





PS
暁斎様は草葉の陰でウププと笑っておられるかもしれませんね 
「アレ送狼じゃないのに」・・・と 


緒締 其ノ拾肆

『幽谷響』
素材 : 象牙、黒檀


ある怒りを原動力に
暁斎百鬼画談のぬらりひょんを立体化しようと
鼻息荒くする至水さん

一緒に描かれている幽谷響も緒締にしてお供させますよ

ええ彫りますとも!

六面図


幽谷響のキメポーズと言えば
掌をピロッと水平にして左右両横方向に小さな前ならえ?
フライングゲッツなこのポーズなのですが

緒締で使用する際に小さな突起となる掌や細い腕は
破損のリスクが高すぎるので
頭を抱えて頂きました  
ウプププ


あらよっと♪
背骨のカーブも気持ちイイ


ぬらりひょん様~一生お供するでげすー
緒締「幽谷響」完成です


これで暁斎百鬼画談のぬらりひょんの場面完成ー

・・・と
いや、まてよ

幽谷響の後ろにもう一体
目玉のでかい奴いるよね

やはり三体彫らにゃこの場面を立体化したとは言えますまい?

完全なる怒りの昇華を迎えるべく

もう一体

彫ります・・・


根付 其ノ陸拾肆

『ぬらりひょん』
素材 :象牙、赤珊瑚

6月に三菱一号館美術館で河鍋暁斎の展覧会がある
というのを何かで見て知っていて

二人展で東京に行ったとき見に行けるかも♪ 
と、暁斎ラヴな至水は密かに画策していたのですが 
初日が6月27日っ!?

行けないじゃない(震え止まらず) 

ムキーッ !!!!!

という何所にぶつけて良いか分からぬ怒りを
根付で昇華させようと試みます 

暁斎版百鬼夜行である
暁斎百鬼画談より 
ぬらりひょんが描かれている場面を立体化! 
幽谷響を緒締としてお供に付けちゃいますよ !!!

彫るよー(滝涙)


今回は象牙です 

もー超楽しいヨぬらりひょん!
過去最高に彫ってて楽しい !!!
どんどん昇華されていく至水さん♪ 

六面図 
ビッシビシ昇華されていく至水さん♪ 

暁斎のぬらりひょんに数珠は付き物 
着物は法衣を着せるのが筋なのでしょうが単物に 
左手の扇子は石燕のぬらりひょんから頂きます 
益々昇華されていく至水さん♪ 

頭部の形状を起こすのは彫りながら 
気持ちの良いラインを探しつつ彫り進めます 
たっ・・楽しい・・・ 
ガンガン昇華されていく至水さん♪ 

キリッ! 
紅い瞳は赤珊瑚です
密漁ダメ絶対! 
モリモリ昇華されていく至水さん♪ 

紐穴ーっ! 
てくらい潔い紐穴 
紐穴ダイスキ♪ 
グイグイ昇華されていく至水さん♪ 

サイズはこんなです 
そんな事にも昇華されていく至水さん♪ 

ありがとうキミを彫れて良かったです(涙) 
根付「ぬらりひょん」完成です 

そして完全に昇華された至水さん♪ 


で、次は勿論お供の緒締な幽谷響
続けて投稿しちゃうよ!