『獅子 回天』
素材:黒檀、鹿角、水牛角
いやぁ・・・
時間掛かり過ぎですね・・・
「唐獅子の根付」の御依頼がありまして
彫っておりました一ヶ月半
御待たせ過ぎです・・・
獅子で御座います!
今回は黒檀を使用しました
黒獅子になります
一応モデルを作ってみたり
粘土で肉付けした画像が・・無い・・・
( 参考にしたのは粗彫の時くらいまでだったので すが・・・)
粗彫・粗彫・粗彫・・・・・
象嵌待ち六面図
「くわ~」
鹿角で作成した眼球&歯牙を仮組んでみます
今回これだけのパーツを象嵌します
歯牙は唇の捲れなどに遮られ一発で装着するのは無理!
已む無く分割しました
側方より大臼歯装着 ⇒ 前方より小臼歯装着 ⇒
最後に前歯群で蓋をして Lock up !!
「 しゃきーん ♪」
銘も打ち込み・・・あぅぁ・・「 にくきゅぅぅぅ 」
「転げ身を翻す獅子」の図
サイズはこんな感じで
53mm x 33mm x 43mm
【回天】
〔 天をめぐらす意 〕
天下の形勢を一変させる事。
衰えた勢いをもりかえす意に用いる。
( Weblio辞書 ・三省堂 大辞林 より抜粋 )
今私達を取り巻く暗澹たる情勢が一転収束に向かい
皆が 3 ・11 以前の心の平穏を取り戻すんだぜ
そんな意を込め、命名 『獅子 回天』
完成で御座います
いや・・・潜水艇の方じゃ無ぇっす
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