2014/07/26

根付 其ノ肆拾伍

『ぐわしゃ髑髏』
素材 :鹿角


ぐわしゃ髑髏?

え? 

しゃどくろ?

ん?


「がしゃどくろ」と聞いて先ず思い浮かぶ画といえば
相馬の古内裏
江戸時代後期
山東京伝の書いた読本「善知鳥安方忠義伝」の中で
父である平将門の遺志を果たさんとする
滝夜叉姫&良門の姉弟が
骸骨の大群を操り大宅太郎光圀と戦う場面を
歌川国芳が描いた浮世絵ですよね

読本では大量の骸骨と戦うのですが
浮世絵では一体の巨大骸骨として描かれています

ネクロマンサー滝夜叉姫が夥しい数の骸骨をポリパイルして
スカルジャイアントを練成させたとこ

って感じにアレンジしていたのかなぁ
歌川国芳的「善知鳥安方忠義伝」ですよ!

で、この場面の後
大宅太郎光圀渾身の一撃を叩き込まれたスカルジャイアントが
巨神兵宜しく崩壊して行く様を妄想♪
根付にしちゃいます


彫り上がり、一度ガリッと濃く染めたとこ
ここからハイライト入れたりグラデかけたりして行きます


六面図


炎に塗れ崩落する頭蓋
下顎が外れてズレちゃってるの判るかなぁ


背骨背骨背骨♪
根付なので棘突起なんかは小っさくアレンジ
チクチクしないように
雰囲気雰囲気


サイズはこんな
小さめ


崩壊点を突かれぐわしゃと崩れ落ちる頭蓋
滝夜叉姫無念!
根付「ぐわしゃ髑髏」完成です


・・・ダジャレか







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