2013/11/26

根付 其ノ参拾肆

手ノ目
素材 : 鹿角、黒檀


グループ展出展作品の二本目
テーマは
「至水って妖怪も大好物なのな」
という事で今回チョイスしたのが
「手ノ目」

・・・っと
いきなりですが
2007年に日本で公開されたギレルモ・デル・トロ監督作の映画
詳しくはwikiでっ!
至水はこの映画が大好きでして
作中主人公の少女が挑む第二の試練で登場するクリーチャー
ペイルマン!

今回「手ノ目」を彫るにあたり
どーしてもコイツが頭から離れなくて
だってどー見ても元ネタは手の目でしょ?
いや手の目をリスペクトしてる筈でしょペイルマン
(ソースは何処にも無いですがね)
と勝手に思い込みましてですね
「そんな手の目リスペクツなペイルマンをリスペクトしての手ノ目」
という複雑な構造の意匠になりました
はいコレ
やっちゃいましたね(笑)

六面図
肌蹴た襟と着物の皺の表現・・・楽し

おー?
珍しく今回はモックアップに忠実ですねー

背面
実は至水は紐穴大好き!
透かしの間に紐を通すのは出来れば回避したい方
大きい紐穴に「しゅ」と紐の結び玉が納まる感じが堪らんのです

サイズはこんな感じ

根付「手ノ目」完成です

やはり妖怪彫るのは楽しいです
鳥山石燕サイコー!


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