素材 : 鹿角
月刊美術でピックアップされるとの事で
本誌発売までUPを自粛(勝手に)していましたが
やっとアンロックです!
当初考えていた静的な意匠(お座りポーズ)ではなく
動的な意匠(飛び跳ねてる感)に変更したもので
御購入頂いた海外のお客様から
静的なのも見てみたいとの要望があり
今回製作する事になりまして・・・
作題は「尾裂」で
百の年を過ぎて尚死ねず
人童を殺め喰らう度
尾裂を繰り返し
終ぞ九尾とならん
人童を殺め喰らう度
尾裂を繰り返し
終ぞ九尾とならん
と、いつもの如くオレ設定をでっちあげ
所謂「九尾の狐」では無い妖狐「オサキ」にしてみました
鹿角をざっくざく彫り進め
六面図
磨いて染めて仕上げして
今回は人の子を食す度に尾が増えていくという設定から
尾の数分の頭骨を色んなトコに配置します
あんなとこやこんなとこにも !?
斜め後ろから二枚
九尾の狐の鬼門はこの九本の尾!
毎度まとめ方に苦労します
サイズはこんな感じ
頬杖を付きニヤリと見つめる視線の先には・・・九つ目の
っと
九本目の尾裂のトリガーとなった
九人目の童の頭骨の緒締とセットで
根付「尾裂」の完成です
根付本体には八つの頭骨しか配していないので
緒締とセットで「九ツメ」の意を成す仕様となっております
で、完成したのですが
全体のフォルムがどんどん狐から離れヒト化させてしまったので
お顔がねぇ・・・短い
なもんで
お客様の九尾のイメージとそぐわなかった為
もう一体彫るという事になりまして
作題の「尾裂」はそちらに取っておいて
本作は「九ツメ」に変更
タイミング良く月刊美術にピックアップされる事となり
めでたく誌上販売になった訳であります
めでたく誌上販売になった訳であります
何卒宜しくお願い致しますー
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